当院では、各種内視鏡検査を随時行っております。
一度外来を受診していただくかお電話でお問い合わせ頂き、日時をご予約いただいた後検査させていただきます。
詳しい事は下記までお問い合わせ下さい。
お問い合わせ先
0898-23-0634
内視鏡検査(胃カメラ)について
潰瘍やポリープ、がんなどを診断するために、大人の小指ほどの太さのスコープを口から挿入して食道、胃、十二指腸を観察・撮影します。その際に粘膜の一部を採って組織検査を行うことがあります。また、治療としてポリープを切除したり、出血している病変の止血などを行うこともあります。
当院では経鼻(鼻から挿入する)内視鏡も導入しており、適応であれば積極的に行っています。経鼻内視鏡は従来の経口内視鏡に比べ細く柔らかいため苦痛が少なく、また検査中に会話をする事も可能です。
ヘリコバクターピロリ菌について
ヘリコバクター・ピロリ菌は1983年に初めて報告され、その後、胃がんや胃・十二指腸潰瘍の原因となる細菌と報告されました。
現在では、無症状であっても原則的に除菌すべき細菌として保険適応されています。
除菌治療を行うためには、ピロリ感染性胃炎という内視鏡所見と、現感染を確認する細菌検査が必要です。
ピロリ菌の除菌治療が成功すれば、胃がんの発生率を約1/3に低下することができると言われています。
検査によりピロリ菌感染が証明されれば、早期にピロリ菌の除菌治療(胃酸の分泌を抑制する薬と2種類の抗生物質を1週間服用)を強くお勧めします。
大腸内視鏡検査(大腸ファイバー)について
太さ12mm(親指の太さ程度)の内視鏡を肛門から挿入し大腸の内部を観察します。
大腸の長さ・形状には個人差があるため、仰向けや右向きになってもらったりと体の向きを変えながら、内視鏡を一番奥の盲腸まで進めていきます。その後内視鏡をゆっくりと抜きながら観察・撮影していきます。
何らかの病変が見つかったときには、組織の一部を採取し顕微鏡検査に提出したり、ポリープや腫瘍、粘膜の一部を切除するなどの治療を行うこともあります。