さくら苑は令和2年5月より「超強化型老人保健施設」となりました。
介護老人保健施設本来の使命である「在宅復帰を支援する施設」を果たす為に、リハビリスタッフや職員体制の充実・強化をはかり、医師・看護師・理学療法士・介護福祉士・管理栄養士・支援相談員・ケアマネージャー等多職種が連携してケア・健康管理を行っております。また、ご家族の介護負担軽減のための新たな提案や、通所リハビリ、ショートステイ等、退所後の介護サービスを通じ、入所者様やご家族が安心してご自宅に帰っていただけるよう努めてまいりました。
その結果、超強化型施設としての必要な基準を満たすことができ、令和2年5月より「超強化型老人保健施設」としてスタートしました。今後も利用者様とそのご家族、また地域の皆様に信頼され安心して利用していただける施設となるようスタッフ一同更に努力を重ねてまいります。
「在宅復帰・在宅療養の支援」という老健の役割をさらに明確化し、きめ細かく評価したいという国の考えのもと、平成30年4月の介護報酬改定で施設区分がさらに細分化され、「超強化型」「強化型」「加算型」「基本型」「その他型」の5種類に区分されました。
加算型や強化型、超強化型は、厚生労働省が定める要件を満たした在宅復帰・在宅支援機能が高いと認められた介護老人保健施設のことです。
超強化型は以下の10項目の実績に応じたポイント合計で70ポイント以上満たすことが条件です。
① 在宅復帰
② ベッド回転率
③ 入所前後訪問指導割合
④ 退所前後訪問指導割合
⑤ 居宅サービスの実施数
⑥ リハ専門職の配置割合
⑦ 支援相談員の配置割合
⑧ 要介護4又は5の割合
⑨ 喀痰吸引の実施割合
⑩ 経管栄養の実施割合